find - ディレクトリ階層をたどって、条件を満たすファイルを検索する
$ find [-H] [-L] [-P] [-D debugopts] [-Olevel] [starting-point...] [expression]
オプション | 機能の説明 |
---|---|
-name pattern ※ | ファイルやディレクトリのベースネームが、シェルのパターン pattern にマッチすれば、真を返す |
-print ※ | 真を返す。パス付きのファイル名を標準出力に表示し、各ファイル名の後ろに改行文字を付ける |
-print0 ※ | 真を返す。パス付きのファイル名を標準出力に表示し、各ファイル名の後ろに (-print が改行文字を付けるのとは違って) ヌル文字を追加する |
-size n[cwbkMG] ※ | ファイルが n 単位分の領域を使用していれば、真を返す |
-type c ※ | ファイルのタイプが c であれば真を返す |
-empty ※ | ファイルが空で、通常のファイルかディレクトリならば真 |
-cmin n ※ | ファイルの最終ステータス変更日時が n 分前ならば真を返す |
-amin n ※ | ファイルの最終アクセス日時が n 分前であれば真を返す |
-mmin n ※ | ファイルの最終内容更新日時が n 分前であれば真を返す |
-ctime ※ | ファイルの最終ステータス変更日時が、基点となる時刻から計算して n 日前に当たれば、真を返す |
-atime ※ | ファイルの最終アクセス日時が、基点となる時刻から計算して n 日前に当たれば、真を返す |
-mtime ※ | ファイルの最終内容更新日時が、基点となる時刻から計算して n 日前に当たれば、真を返す |
-maxdepth levels ※ | 探索開始点から最大 levels 段階下のディレクトリまで探索する (levels は非負の整数) |
-mindepth levels ※ | 探索開始点から少なくとも levels 段階ディレクトリを下降するまで、いかなる検査やアクションも行わない (levels は非負の整数) |
-help –help ※ |
使用法を出力して終了します。 |
-version –version ※ |
バージョン情報を表示して終了する |
オプション -name
$ find /etc -name pass
オプション -maxdepth
$ find -maxdepth 2
オプション -mindepth
$ find -mindepth 2
オプション -help, –help
$ find -help
$ find --help
オプション -version, –version
$ version -version
$ version --version